夜明け前。カーテンの隙間から射す灯り孤独な部屋塞いだ耳のせいでよく聞こえる、自分の呼吸重たい心、やめてしまいたい人生、過去、未来組んだ足、不快な暑さに汗ばむ夜手癖で手繰り寄せる煙草の本数は心許ない軽いのは財布だけ、コンビニすら躊躇するこんなはずでは、と思える程の野望は無かったなマンションの廊下から見下ろす道路ゲームなら迷わず跳べるのに夜明け前、新聞の配達、排気ガスさよならは誰にも言わないおはようも誰にも。
9/13/2024, 1:36:37 PM