君と歩いた道ねぇ、覚えるかな…この道、一緒に歩いたんだよ…何時もこの道を通って、学校に行っていたよね…朝は、何時も遅刻ギリギリで、走ったことも多かったね…帰りは、殆ど毎日、寄り道しながら、お喋りしていたね…ずっとずっとそんな日々が永遠に続くとしか思っていなかった…それなのに、君は、この町を出て行って、知らない街の何処かに…もう逢えないってわかってるのに、どうしてもこの道を歩いてしまう…君がいた筈の隣は、やけに淋しくて、君の名前を呼んでしまうよ…
6/8/2025, 2:52:19 PM