泣いている君に手を差し伸べた。「僕と一緒に遊ぼうよ」 そんな深い意味はなかった。ただ、泣いていてかわいそうだと思った。つまらないんだと思った。だから、楽しく遊びたいと思った。ただそれだけ……。 僕は今、あの頃の僕を止めたくてしょうがない。 中途半端な優しさは良くないって、あの頃の僕は知らなかった。 そして僕は今日も君の影に怯えながら過ごしている。『僕と一緒に』
9/24/2025, 9:56:50 AM