『遠く...』
人として進んでいると実感するのは君が見ていた景色を見た時だ。
人として怒る時、意見を述べる時、別れを切り出す時。
あの日々の中で君が僕にしたことやしてくれたことを僕がする側になるといつもそう感じる。
なぜなら君は僕よりずっとずっと大人だったから。
そりゃもう人生のお手本のようなレベルで...
あの時の君はこんな感情だったんだ とか
あの頃の僕はどれだけ子供だったんだ とか。
フィードバックするには遅すぎる。
それなのに君が現れてはどれだけ大きな存在か、君と僕の人としての差がどれだけあったかを痛感する。
君は大人すぎて僕は子供すぎた。
そりゃずっとは続かないだろうけど、もっと一緒にいれると思ってた。...こういう所だろうな。君と僕の違いは。
君は僕よりも進んで僕は君との過去の為立ち止まって...
いざ進み始めたとしても君との距離はどんどん広がっていく。
だから君が見ていた景色を僕が見た時、いかに君が大きくて遠い存在だったのか、君のような人に近づいているのかと思うのだろう。
君のような人間性を目指しているけど、
その目標がどれだけ遠くにあることか...
数年経った後でも知れたのは成長なんだろうか。
語り部シルヴァ
2/8/2025, 11:13:36 AM