たそがれているその横顔が、どうにも自分には神聖なもののように見えて。つい手を伸ばしてしまった。あ、と思った時にはもう遅くて。ぴくりと反応した君はたそがれるのをやめて、嬉しそうに自分の手を頬に寄せた。この手で神聖な器を壊してしまったけれど、あふれた中身はこの上なくかわいい、とは。本当に、この存在への愛しさは募るばかりだ。【たそがれ】
10/1/2024, 2:24:07 PM