□いつか色褪せる。それはまるで瞬きを終えた星のような。沈む月を追い続け、独りきりで迎える冷たい夜明けのような。一瞬の煌めき。泡沫の夢。零れ落ちゆく砂は息を潜めて積もる。砂時計はそのまま。尊くも儚いそんな身勝手な微熱に、僕はただただ、縋るのだ。『お気に入り』
2/17/2024, 8:32:24 PM