少年の夢は、その時々でさまざまに変わり、宝ハンターになりたい時もあれば宇宙飛行士になりたい時もあった。
少年は、パパがお酒を楽しんでいるのを見て、大人の世界が羨ましくもあったけど、子どもとしての自由の方が楽しいと感じていた。
そして、やがて少年は青年になる。
大人になると、責任というものを負い、子どもの自由さはなくなる。でも多くの選択肢が増え、子どもの頃とは違う自由が待っていた。お酒だって飲める。
けれども、子どもの頃を懐かしく思い出す。
限界がなく、純粋な好奇心で満ち溢れていた子ども時代。
青年は冷えたビールの泡の中にそんな少年時代に夢を追いかけた輝きを見るのだった。
「子供の頃の夢」
6/24/2025, 2:30:13 AM