僕の視界には真っ赤に染った君とずっと流れ続ける血液が写る「死なないで」君は僕に言うけど僕は君にその言葉を言いたかった。「こっちのセリフ、死なないで」その言葉を聞くと僕に柔らかい笑顔を見せた。「好きだよ」その一言で彼女は動かなくなった。さよならを言う前に君はいなくなってしまった。冷たくなる君の手を取って僕は涙を流していた。「僕だって君が好きだ...」君をずっと忘れないよ─────『さよならを言う前に』
8/20/2023, 11:29:30 PM