お題『星を追いかけて』ちらちら瞬く星を、目指していました。足元に何があるかちっとも見ずに、只管に追いかけて行ったのです。わたしは、愚か者です。莫迦なのです。阿呆なのです。だから、星を追いかけてゆきました。届かないことを、追いつけないことを知っていながら、尚、そこへ辿り着こうとしたのです。この一歩で届かなくとも、次の一歩は、届くかもしれないと思ったから。愚直にも、次を求めたのです。
7/21/2025, 10:11:25 AM