手のひらくらいの大きさの小さなうさぎのぬいぐるみを手放す勇気が持てない。もうそのぬいぐるみで遊ぶこともなく、手放してもいいと思うのだが、見ていると手放せない。母から、小さい頃、私がどこに行くにもそのうさぎのぬいぐるみを持ち歩いていた、うさぎのぬいぐるみのお腹の部分をいつも押していたという話を聞いたら、余計に手放せなくなった。今は小物を入れる籠の中で絆創膏の箱の上にちょこんと座っていて、たまに目にして、可愛いと心が和んでいる。
5/16/2025, 10:55:30 AM