人との距離感について普段からよく考える。
近づきすぎると相容れないところも見えてくる。それでも一緒にいられる関係性を作れればよいが、多くの場合そこで一歩引く。
つかずはなれずの間柄が平穏なのは間違いない。
この人とは合わないと感じても、どうしても切れない関係もある。家庭、学校、職場などで。
物理的な距離は置けないけど、心理的な距離は置きたい。双方が暗黙の了解で適切な距離感を保つのがベストだが、自分が遠ざかろうとしても向こうがずずいと詰めてくるときもある。
世の中には、寂しがりやなのに人付き合いを避けている人が意外にいそうな気がする。
仲良くなりたい気持ちはあっても、いろんな目に遭ううちに最初から人と距離を置くようになる。
自分だって人間関係の煩わしさと一人の孤独感のどちらを取るかと問われれば、迷わず後者である。
お互いに距離感を持って仲良くできればそれが一番いい。──距離感というか、遠慮というのはどんな関係性であれ大事だとつくづく思う。
『距離』
12/1/2023, 3:00:02 PM