愛を囁いた僕に、君は反応をしなかった。君はただ山奥の地平線を見つめ、夜空の下で輝く無数の街灯を数えるように眺め続けた。僕の言葉が届いていなかったのか。届いたけど、君が返す言葉を持っていなかったのか。愛言葉を2回繰り返されるものではない。僕は君に習って、黙々と夜をひたすら、視た。
10/27/2022, 3:41:32 PM