【突然の別れ】
【突然の死】以外で突然はないんじゃないか?
とワタシは思う
友達?
転校だって、転勤だって、仕事辞めるにしても猶予はあるし
大喧嘩したって原因は分かってる
恋人や結婚した人もそう
喧嘩別れ?浮気?不倫?価値観の違い?
いずれにせよ
何か前兆はあるはずだ
事故や震災などではない限り
【死】も猶予はあるのではないか?
自殺も病気の場合も
何か前兆はあるはずだ
でも…
鬱病のワタシが言うのもなんだが…
自ら命を断つ時
死に至る病気になったのに
大切な人に隠すのだけは
やめてくれないか?
これはこの歳になって分かってきたことだ
どの立場も経験してのことだ
肯定はしない!
でも自ら命を断つならば
せめて言いたいことは遺書ではなく
声にして欲しい!
死に至る病気になった家族に告知しないのは
残酷なことだと幼い頃に祖父の死で学んだ
ある程度の年齢や大人なら
明らかな抗がん剤治療をしているのにも関わらず
単なる胃潰瘍などと言い切るのは酷だ
告知さえすれば、
どうせ長くないなら、
辛い治療をやめることだって出来る
これは年齢的なものもあるのだろう
最近体験した話だが
大切な人が独りで、癌と闘おうとしていた
家族、友人、巣立った我が子、
誰一人にも言わずにだ
痩せたことはダイエットだと
体力が衰えたのは老化だと言い張った
ワタシは遠くにいたから分からなかったけれど
本当に近くの人たちは、何も気がつけなかったのか?
ワタシは何気ないLINEで何かが引っかかった
ワタシの嫌な予感は大抵あたる…
何度か問い詰めてやっと告白してくれた
本人はとても責任感の強い人だ
誰にも心配させまいと気を張っていたのだろう
近くに住んでいないワタシが
せめて、何かあった時のために
身近な人には伝えて欲しい!
という願いをきいてくれるのにも、
数ヶ月を要した
恐らく…
本人もその現実を受け止めたくなかったんだ
認めてしまったら、
病気に負けてしまう気がしたんだ…
それは、
似たもの同士のワタシにはすぐに理解できた
だけれど…
当の本人は
急な病気で自分の母親と
何のお別れも出来ず終わってしまった過去がある
その事をずっと悔やんでいた
それをワタシはずーっと見てきたんだ
「その想いを…
自分と同じ想いを…我が子にもさせるの?」
の問いに…
君は、我に返ったように泣いていた
「独りで抱えていたから…
目先のこと、自分のことしか考えられず…
なんでそんな大事な事にすら
気が付かなかったんだ…?
ありがとう…気がついてくれて…
ありがとう…会いに来てくれて…」
最後かも知れない…そう思い…
ワタシが出来ることは全部した!
弱音を吐けない君が、唯一吐けるのはワタシだけだ!
だからどんな些細な弱音も吐け!と伝えている
その後、我が子に話したと聞いた
だけど
話せるうちに、伝えられるうちに
出来ることはするべきではないか?
出来ないから、
自ら命を断つ気持ちも、痛いほどわかる
だけど、
当たって砕けてみたっていいじゃん?
自ら命を断つくらいの覚悟があるならさ
なんだって出来るじゃん!
それ以上怖いものはないじゃん?
だからメールや手紙の遺書なんかじゃなく
せめて声に出して欲しい
って
色々な立場を経験したワタシは思うんだ
いつ【突然の別れ】がくるか分からないと
思いながら毎日を過ごしているからさ
最低限
「ありがとう」「ごめんね」は
伝える事にしている
ワタシは後悔したくないから!
言えばよかったって後悔したくないから!
みんな
いつもありがとう❤︎
5/19/2024, 12:39:01 PM