心と心というのは
「集団の中でこそ孤独になれる」とある映画の台詞であったが、人が心を意識するのは、他人の存在がある時が多い。一人の時はあまり意識しない。ただ、一人の時でも、実過去の記憶や誰かにどう思われているかとか、これは誰かにどう思われるかなど、人との関係を気にしている時間は割と多い。
なので、数多くの心の定義の中では、個人的には「ヒトとヒトの間に立ち生まれるもの」というのが一番しっくりくる。そして、良くも悪くも、それは変わっていく。
だから、関わりの中で生まれる心が変わっていくのは当然のこと。変わるのが当たり前で、変わらないことが珍しい。
逆にいうと、心と心が通じ合わないのがデフォルトなので、通じ合うというのは、とても貴重。
そういった多くの誤解の中で、運よく通じたものがとても心地よい。もしかすると、人はその瞬間を求めて冗長性なコミュニケーションをし続けるのかなと思う時がある。言い方を変えると、それは心を作り上げる時間ともいえるかもしれない。まあ、言えるかもしれないけど、でもそれだけでもない気はするので、それ以外の事はまた別の機会に。
12/12/2024, 3:10:47 PM