心と心の繋がりが、前回の続きになります。
[ようこそ、おいでくださいました。]
メイドらしい服を着た女が話しかける。
憲冶(俺の親父の代わりの人だ)が、すっと胸ポケット に手を伸ばし、招待状らしき黒のカードを出した。
[あぁ、そのカードお持ちなんですね。
どうぞこちらへ、]
「なぁ、おっさん、何処に行くんだ?」
『ん?裏競売。』
「!!、なんか面白そうじゃん」
『あんまし、騒ぐな、と言いたいところだが…』
メイドの女が急に後ろを振り向いた。
[こちら、本日のメニューになります。
シークレット商品ががとても高価なものになるとか、
ならないとか、まぁ、どうぞお楽しみください。]
やけに装飾されている大きなドアを押し開けた。
続くと思います。
有り難う御座います。
✡
12/13/2024, 7:08:46 AM