冬眠の季節。
犬も猫も私も
コタツで丸くなっていた。
猫は私の手に噛み付いて
すぐにぺろぺろ舐める。
ただ自然が好きって言えばいいのに
花鳥風月が好きってわざわざ言う人を見た気分。
犬も犬で
私の真隣にピッタリくっついてきて暑い。
コタツの中なのに
なんでくっついてくるんだ…。
ため息をついて
テレビのリモコンに手を伸ばした。
1番最初に流れてきたのは
嫌なニュース。
みんながみんな同じ気持ちなんてことは
ないんだよなぁって
改めて思った。
他人事みたいに聞こえちゃうかもしれないけど、
これは私なりに理解しようとしてるつもり。
つもりってだけで
届かなきゃ意味無いんだけどね。
見る気が失せたので
テレビを切ると
コタツがより一層暖かくなった気がした。
電気の量って
わかりやすい時あるよね。
犬と猫は
流石に暑くなったのか
タイルの床で寝そべっている。
呑気な奴らだなぁ。
私はまだやる事が残ってる。
もう眠いのに
できるわけないから、
面倒事を全て明日の自分に託す!
"Good Midnight!"
終わり良ければ全て良し。
そんな私と冬は一緒に
どこまでも飛んでいけそうな
冷たい風をふーっと吹かせた。
12/18/2024, 3:43:00 PM