風花

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『やるせない気持ち』
あれは、私が小学3年生の頃だ。いつものように仲のいい友達と帰っていた時後ろからクラスメイトの子に話しかけられた。そして水筒を奪われ隠された。しかも友達はそのクラスメイトの子の共犯者らしい。その時、私は初めてやるせない気持ちになった。そこから私は中学生に上がるまで友達という存在を信用してこなかった。友達はいつか裏切る。そう思っていた。だからいつも友達が言っていること全て疑心暗鬼だった。そして私は小学校を卒業し中学生になった。中学生になってクラスで初めて話した子と意気投合し友達になった。この子は裏切らないだろうと思って3年間ずっと友達として付き合っていた。だが、またこの子も裏切った。悔しい気持ちで沢山だった。だけどふと思ったことがあった。私もこの子のことを裏切ればいいのではないか?と。そして中学生最後の生活になる前日にその子のことを裏切ってみた。そしたらその子から「なんで裏切ったの?私は○○と友達だと思っていたのに…」と言われた。私はこう言い返した。「私と友達だと思っていた?それは私だってそうだよ。てか、先に裏切ったのは○○でしょ?それなのに、なんで裏切ったの?私は信じていたのに!って言われてもねぇ。私も○○が裏切った時○○が言った言葉を言おうと思ったよ?でも○○はとぼけるでしょ?"え?なんのこと?私はそんなことしてないよ?"って。だから言わなかった。別にとぼけるのはいいよ?たまにはね?でも○○はずっとじゃん?それを直して欲しい。あと、自分のことは棚に上げて相手を突き落とすようなことをしないでくれないかな?本当にいつかバチが当たるよ?クラスで1番にできた友達が私でよかったね?他の子に私みたいなことしてみな?絶対痛い目見るから。あと、○○とは絶交させてもらうから。今までありがと○○。」と。その子はポカーンとしていた。そりゃそうだよね。いつも物静かで文句1つ言わない私の口から出てきたんだもんね。でも、私は生きている上で自分が悪いことをしたらそれが自分に返ってくることは知っている。だから私は悪事を働こうとは思わない。悪事を働いてやるせない気持ちになんてさせたくないから。私は笑顔が大好きだからいつでもみんなのことを笑顔にしようと心に決めている。

8/24/2023, 10:32:37 AM