【色取り鳥】
「色を取る鳥」として知られている。
彼らが好んで食べるのは、世界三大不思木の一つとされるパレットウッドの木の実。その中でも食べるのは実の外皮のみで、核となる部分は必ず吐き出すという奇妙な習性を持つ。
長年にわたり摂取した外皮の色素が体内に蓄積され、羽毛や皮膚の色として現れるため、色取り鳥の体色は生涯を通して徐々に変化していく。吐き出された実は元の色を失っていることが多く、あたかも鳥が色を奪ったかのように見えることから、この名で呼ばれるようになった。
極端な偏食家としても有名で、どの色の実を好むかは個体ごとに大きく異なる。その結果、色取り鳥は一羽一羽がまったく異なる色彩を持ち、同じ体色の個体が見つかることは極めて稀とされている。
体躯は非常に大きく、成鳥はクロハゲワシと同等の大きさに達する。その巨体と多彩な体色が空を横切る姿は、古くから「空を歩く絵具箱」とも形容されてきた。
1/8/2026, 11:18:54 AM