「繊細な花」
詩的な表現のお題が来た……。
繊細な、というと扱いに困るとかか?
農業高校の園芸科(ただし専攻は果樹コースで育てたのはりんご)出身だから花は割と好きで描いていたし、今でもたまに見に行く。(今年は初めてネモフィラが見られて幸せ)
昔偶然見た竹の花だったかは数日で花が散ると聞いた。(外見はどう見ても稲穂の先端。花らしくはない)
繊細とは程遠い強烈な匂いがすると有名な、世界最大の花:ラフレシアも意外と花が見られる期間は短いらしい。
そして名前は忘れたけど、本来は白い花びらなのに、雨が降った後は花びらが透明になるという幻想的な花をTwitterだかで知って驚いた。
調べたらサンカヨウという名前の、梅雨の時期、湿った草地に咲く花らしい。
https://tenki.jp/lite/suppl/romisan/2021/06/10/30433.html
サザンカと椿は外見はほとんど変わらないが、サザンカは童謡「たきび」に「サザンカ サザンカ 咲いた道」と歌われる通り、強い風が当たる外壁に植えても大丈夫な花。対して椿は庭の中に植えないと枯れる弱い花と習った。だからサザンカに比べれば椿は「繊細な花」という見方もできる。
(だから山茶花という苗字のお嬢様が漫画で出てきた時、すごく違和感を抱いた……。実際の「山茶花」という苗字の来歴は知らないけど)
かすみ草なんかは目立たないが繊細な、という言葉が似合う花だと思う。
……花言葉でも「繊細」とかありそうだけど、生憎暗記はしていない。
検索したところ、アジアンタム、サギソウ、ヤグルマギクと出てきた。類似する花言葉として繊細な心、繊細な感情などが出てきたが省略。
参考リンク:https://www.sakaseru.jp/tools/flower-language/search-by-flower-language?flower_language=繊細
そして花言葉と書いたが、アジアンタムは葉を愛でる観葉植物。
サギソウは細い茎に白くて小さい、飛ぶ鷺に似た花がつく模様。ヤグルマギクは鮮やかな青い花が代表で、……繊細とは?と思ってしまった。感覚は人それぞれという事だろう。多分。
調べていたら、沈丁花は木の寿命が短いとか、桜は基本的に長命だがソメイヨシノだけは六十年と短いとか書いてあった。
私はソメイヨシノ自体が好きではなくて、大阪なら桜の名所は何を置いても造幣局(「造幣局のの通り抜け」と呼んで、ソメイヨシノが散った頃に大阪市にある造幣局の庭で様々な種類の桜が見られる。記念硬貨も発売される)とか、静岡に転勤していた頃は三年連続で冬に咲く桜を見に行っていた。
河津桜→熱海桜→土肥(とい)桜。もう一年延長されたら舘山寺(かんざんじ)桜というのを見に行く予定だった。浜松市浜名湖近くにある舘山寺桜以外は全て伊豆半島で、あの辺りは季節外れの桜が好きなのかと甚だ疑問だった。
今年は大阪市の区役所前で季節外れの桜が見られたから満足。
実家のソメイヨシノはいつの間にか枯れてしまって、ちょうどその話をした時、JAFでソメイヨシノが寿命六十年と知ったのだけど、そういえば京都円山公園の枝垂れ桜は結構古いよなと思い出した。(調べたら今の桜は昭和三年に植えられたらしい)
参考サイト:https://kyoto-maruyama-park.jp/#:~:text=円山公園のシンボル「祇園,有名な桜があります%E3%80%82&text=昭和13年、天然記念,22年枯死しました%E3%80%82&text=同氏の寄贈により、昭和,m、枝張り10mです%E3%80%82
話は逸れるが、子供の名付けで避けるべき事の一つに「花の名前は早死にしやすい」とあったのを思い出した。同じところに「親から一文字取ると親より大成しない」と載っていたから、有名な話でも古くからの言い伝えでもないとは思うが。(父の実家は同じ漢字を一文字引き継いでいく名付けだったし、天皇家の男児は二文字目に仁がつけられる模様。女の子は子で終わるのかな?)
繊細な花(のような子)という比喩表現もできたなと今更思ったけど、まとまらなくなってきたから終わり。
6/25/2024, 2:07:01 PM