わたしはこの星の生きとし生けるすべてのものたちが大好きだ。
彼らはわたしの子であり、芸術品であり、希望であり、盤面を照らす駒である。
だが、わたしはとても困っている。
どうしてわたしが愛するお前たちは、お互いを憎み争い、勝手に傷付け合うのか。
わたしはそんなことは望んでいないし、何よりせっかく創り出したものたちが、わたしの知らぬところで壊れてしまうのは残念である。
だから、お前たちよ。
思い上がるのはほどほどにしておくれ。
わたしはかわいい我が子の住む星を、見限りたくはないのでな。
【神様が舞い降りてきて、こう言った。】
7/27/2023, 10:25:51 PM