シンビジウム

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【無色の世界】

透明な部屋に閉じ込められた。

入口も見えなければ、出口も見えない。

目の前に見えるのは、ただ続く透明な道だけ。

境界線があるわけではないのに、道が続いているのが分かる。

歩いてみれば、どうなるのだろう。

好奇心に誘われて、小さく足を踏み出す。

自分の足音だけが響く。

どこまでも続いている道を歩き始めた。

                       fin.

4/19/2026, 10:00:05 AM