「やるせない気持ち」
「ねえ,相談に乗って欲しい事があるんだけど……。」
綾香は少し頬を赤らめながら聞いてきた。
なんとなく嫌な予感がした。
「〇〇君と仲良いよね? 〇〇君って付き合っている人
いるのかな?」
それからの会話はほとんど覚えていない。
気付くと,綾香は立ち去り,僕は一人で立ち尽くしていた。
こんな時に心を癒す方法なんてない。
ただただ苦しい時間を過ごすしかない。
人生にはそんな瞬間がある。
8/25/2024, 12:32:07 AM