放課後、静まり返った教室から外を眺めると普段と変わらない貴方の笑顔が目に留まる。私の中に小さな光が宿ったようなはたまた一日の疲労感が一気に吹き飛ぶような感覚。貴方以外では作用しない、窓際に一人佇む私だけの特権である感覚。その顔がこちらに気づいて振り向いた時、私の心臓は爆発しそうな程の早鐘を打っていた。『誰もいない教室』
9/6/2025, 3:00:33 PM