オアシス
私のオアシスはきっと推しだろう
物心ついた時から推しがいた
でもそう簡単に増えることの無い推し
産まれてから好きになったのはアイドル3グループだけ
2番目に好きになった推しはKーPOPアイドルだった
その推しと高校生の時に出会って
物心ついた時から変わることのなかったパティシエの夢が変わったほど大きな存在になってた
パティシエになるための専門学校に入学予定だったのに
入学辞退して韓国留学を決めた
今まで一度も留学なんて考えたこと無かったのに
中学生の時なんて1人で出かけるのも嫌だったのに
そんな私がたった1人で留学に行く決断をした
2番目の推しに出会ってから私の世界は180°変わった
高校生の時推しに会うために応援するためにバイトをしてた
今だって貯金で生活しないといけないのに推しにはお金を使ってる
それはもう後悔したくないから
高校生の時海外のコンサートに行くのは厳しかったから日本に来た時だけ会いに行ってた
でもそれじゃダメだった
ある日突然推しがこの世界から居なくなったから
当たり前なんてない
タイミングを逃すことは簡単
そう感じさせられた日だった
そのニュースを聞いたのは朝起きた時だった
いつも泣かない私がいつの間にか声を出して泣いてた
ただただ信じられなかった
数日前までコンサートで笑っていたから
1ヶ月後には会える予定だったから
当たってたチケットも払い戻し
その日は食べ物も喉を通らず一日中泣いてた
でも学校に行かなかったら空の上から怒られそうで
学校には遅刻していき全ての時間下を向きながら泣いて過ごした
何年経っても考えるだけで涙は出てくる
でも他のメンバーが居てくれたから
みんなが頑張って活動を続けてくれたから私も耐えられてる
まだきっと完全に乗り越えられた訳では無いけど
少しずつ前に進めてると思う
こんなに辛いことがあっても推しが居たから頑張れた
そして前に進めた
今は幸せも感じられてる
今日常生活で辛いことがあっても推しが居なくなってしまったことより辛くないし
辛くても推しの笑顔を見れば心が軽くなる
推しがいてくれる事が私の幸せでありオアシスなんだ
7/27/2025, 4:07:53 PM