例年より遅れて訪れた梅雨を、もう終わりにしようと言わんばかりに火の花が夜空に咲き乱れている。それを1人窓辺からぼーっと見つめていると、なんだか人肌恋しくなって、死にたくなる。初夏とは思えぬほど蒸し暑い、苦しい夜だった。
7/15/2024, 12:49:17 PM