星屑

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寒さが身に染みて
あぁ、生きているんだなと実感した。

悪魔のような女性に恋をした。

恋愛体質で、顔を合わせる度違う男を連れていた。

彼女は僕の気持ちを知っているくせに、毎回見せつけるように逢い引きをする。

なのに俺には、「貴方は私を好きにならないでね。」
その一点張りだ。

こっちだってそんなお前願い下げだよ。
そう軽口を叩くと決まって彼女は安心したような顔をする。

それが何故なのか俺には知るよしもないが、
ただ1つ、俺が君を好きだという事を知られてしまったら彼女はもう二度と俺の前に現れなてくれない気がした。

この恋がどこに着地するのか、しないのか。
もしくは雪のように溶けて消えてしまうのか。

「なーにしてるの?こんな所で
っていうか、寒くないの?」
彼女は不意に雪の上に寝そべる僕を見下ろし、そう尋ねる。

あぁ、愛おしい。
顔を見ただけでそう思ってしまう程度には参っているのかもしれない。

、、もうこんな不毛な恋終わらせよう。
そう決意して、身を起こし彼女を見る。

「好きだよ」

やっぱり彼女は僕の気持ちに気づいていたのだろうか、
「やっぱり、だめなんだね、、、さようなら」
そう言い残し去っていった。

1/12/2026, 7:30:23 AM