お題「一輪の花」(雑記・途中投稿)
……読んだ事ない名作「アルジャーノンに花束を」を思い出した。題名は花束なんだけど、作中のイメージはささやかな花、みたいな感じらしい。
から今回は読んだ事ない名作でも書こうかな。
ちなみにホームズすらほぼ読んでない。「踊る人形」が気になって読んだけど、あれアルファベット二十六文字は揃っていないんだなと驚いた思い出。アーサー・コナン・ドイルの歴史小説も読んでみたい。残っているんだろうか。
と、イギリス繋がりでトールキンの「指輪物語」を思い出した。映画化された時に読んだんだけど、訳文が古くて挫折……。もう著作権切れたかな。青空文庫とかにあったら嬉しい。調べたら戦時加算で結構先だった……。ぐぬぬ。しかも結構訳に癖があるとか。ハリポタシリーズみたいなもんかな。
指輪物語の解説本を読んだら「トールキンは当然ながら、もう一人のオクスフォード学監が残した聖なる足跡を辿り続ける事になった。(中略)数学教師だった。不恰好で恥ずかしがり屋で、おまけにドジスンという厄介な名前を持ったこの学監は」って載ってて、チャールズ・ラトウィッジ・ドジスンこと「不思議の国・鏡の国のアリス」を書いたルイス・キャロルだと気づいて後半にうるっせえ! ってなった。ドジスンとかドットソンとか書かれてて、イギリス読みはどれが一番近いんだろうと気になる。(アリス好きです)
キャロルも数学書も児童書も含めて他の本が全く見当たらない。鏡の国はだいぶ話忘れちゃったから再読したい。
アルセーヌ・ルパンも全く読んでいない。
ヨーロッパといえば、名作でも何でもないけど知名度だけはぶっちぎりの、日本だからこそ読める「我が闘争」も気になる。(海外では思想確認に使われるらしい)
ノーベル経済学賞取ったんだっけ?「資本論」もこの辺な気がする。ちなみに作者が破産したという笑える小ネタがある。(笑えねえ)
昔、本紹介本で「イギリスは上流階級の婦人がいきなり推理小説を書いて有名になる国」って書かれてて笑った思い出。誰の発言だったか確認したくて心当たりを読み返したのに全く見当たらない謎。二冊のうちのどっちかなんだ……。
クリスティは有名じゃない短編集一冊だけ読んだ。オリエント急行を借りて積読……。クリスティは薬物殺人が多いと聞いて興味を持った。
とある海外推理小説紹介本の影響を受けて、推理小説の積読が多い。(積むな)全部が全部面白いって訳じゃないのは分かっているんだけどね。「長いお別れ」の後半が本当にしんどかった。推理小説のくせに死体出てこないし。
昔、古典読まなきゃと思った頃に珍しく読んだ「若草物語」はそこそこ面白かった記憶。続編が二作出ているらしいけど読んでいない。
戯曲を小説に入れるな! と毎回思うけどシェイクスピアも読みたい。「To be or not to be」が気になる。「薄い割に読みにくくて挫折しがち」と後から聞いた「マクベス」だけ大学の授業で指定されて読んだ。(四大悲劇-一作+ロミオとジュリエットの計四作から一作を選んで読む授業)引っかかるところが色々多いけど割と面白かった。後にオリジナル小説のネタにしたぐらい。本の厚みの半分が解説なのと、解説にあった「マクベスは割と賢王だったらしい」の一文が未だに気になっている。推理小説の謎解き場面が好きな人にはいいかもしれない。……絶対捨ててないから家にあるはずなのに見当たらなくて、古本屋さんで最低五十円も払って買うほど好きな作品じゃないから困っている。青空文庫にあるのかな。
NHKでやっている「100分de名著」のラインナップを確認して探せば良いのかなぁと思ってやっていない。
そんな辺りで日本の古典の話。
……「こころ」は通読したけど欠片も覚えていない。前にも何度か書いたな。第三章だけ中学で習った時に、「他の章に、Kの方が恰好良いと思わせる場面が出てきます」って言われて、それだけを目当てに読んだ。ああいう退廃的な終わり方の話大嫌いです。自殺する人嫌い。Kより先生より、先生の奥さん(とそのお母さん)が可哀想だよ。
「人間失格」も気になるけど「ドグラ・マグラ」も気になる。「金閣寺」もだ。「八つ墓村」……はホラー嫌いだしな。推理小説は好きですよ。
父からお勧めの短編集を借りたら「八甲田山」の短編版が収録されていたから長編版も読んでみたい。雪山行軍でバタバタ人が死ぬ話。父が一時期安部公房にハマっていたと聞いたからこちらも読んでみたい。
そうだ江戸川乱歩の「少年探偵団」を昔漫画で読んだから原作読んでみたいと思っていたんだ。ジブリの森美術館かどこかで限定上映された乱歩の作品があったはずなんだけど、幽霊塔だっけなんだっけ。
作者が飼っていた猫「ジィノ」の写真がめちゃくちゃ可愛くて室生犀星を読んだけど欠片も覚えていない。
漫画化された古典シリーズで「蟹工船」を読んだら少年ジャンプみたいな展開で笑ったからちょっと読んでみたい。日本の洋画にもあった気がする。するだけ。
冒頭で「我が闘争」を挙げたからついでにその辺の話でも。
ヲタ界隈どころか世界中を震撼させた京アニ放火殺人事件の裁判をネットニュースで読んでいて、控訴とかこれ以上馬鹿を重ねるのやめて本を書けば(その前にもっと本を読め)って思った。一応曲がりなりにも作家志望だったんだよね? と疑いたくなる。未読の漫画「バーナード嬢曰く」ってこんな感じなんだろうか。
先人なら、身勝手な強盗殺人で四人ぐらい殺した死刑囚が獄中作家になっているし、二人殺して少年法で逃げた神戸連続児童殺人事件の少年Aものうのうと生きて本を出しているし、海外で人肉食事件を起こした犯人の日本人と作家との往復書簡(佐川君への手紙、だったかな?)が芥川賞を受賞している。名前は失念したけどアメリカで事件を起こした作家が、その著作が素晴らしいからと死刑判決から一転釈放されてまた同じような事件を起こした、ってまあ当然すぎる結末の作家も聞いたし。
(ちなみに死刑を執行されたら「死刑囚」ではなく「元死刑囚」と呼ばれるのだけど、この書き方に違和感を覚えるから私は執行後も死刑囚呼び)
最後に中国の話。
兵法書「六韜」は途中で挫折しかけている……。太公望が書いたらしいのに。(なお完全なでっち上げなのは確定)
中国四大奇書の一つ「金瓶梅」も気になる。「ドグラ・マグラ」と同じくエロ本と聞いた。……金瓶梅の作者が時の権力者(皇帝?)に「お前が書いた本を差し出せ」と命じられて一晩で書き上げたのが「封神演義」という出鱈目な言い伝えがある。検索したら漫画版が大量に引っかかってびっくりした。女性漫画家なのか? 男性向けエロ本じゃなく。
2/24/2025, 11:32:07 AM