流れ星に願いを
明里 [パパ まぁ〜だ!]
パパ [もう少しだよ。]
ママ [アーちゃんは、バァバの
田舎ははじめてだね。
空気がとってもキレイ
なんだよ。]
明里 [ふぅ〜ん。]
パパ [さあ、着いたぞ。あそこが
バァバの家だよ。]
明里 [わぁ〜オッキ〜]
バァバ [明里〜よくきたね〜。
美月さん長旅しんどく
なかったかい。
流星おかえり。]
パパ [ただいま 母さん。]
バァバ [みんな、お風呂に入って
おいで。すぐに夕飯に
するからね。]
パパ [ごちそうさま 母さん。
美月の料理も美味しい
けど、母さんの味は
格別だね。]
ママ [ほんと、この煮物の
味付け、後で教えて
下さいね。]
バァバ [まぁ嬉しいねェ
最近はひとりで食べて
るから、みんなで食べ
るとほんと、美味しい
んだね。明里は美味し
かったかい?]
明里 [う〜ん... マックが好き。]
パパ [コラっ!明里‼️]
バァバ [良いんだよ。子供は
そうでなくっちゃね。]
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パパ [明里はもう寝たか?]
ママ [横になったらすぐに寝息
を立ててたわ。]
バァバ [今日は私も飲もうか
ね。]
パパ [母さんもいい歳なんだか
らソロソロ一緒に...。]
バァバ [私はここが...。]
[それよりもうひとり
くらい,,.。]
パパ [明里もひとりじゃ...。]
ママ [あら、アーちゃんどう
したの?]
明里 [ママ、おトイレ。]
ママ [ハイハイ、こっちよ。]
パパ [そうだ明里、いいものを
見せてあげよう。]
明里 [いいもの?]
パパ [ああ、とってもいいもの
だよ。一緒にお外に
行こう。]
パパ [さあ、空を見てごらん。]
明里 [わーぁ!ちっちゃい電気
がいっぱいだ〜。スゴイ
空気よりキレイ〜。]
ママ [あはは、そうだねー。
あれは、お星様よ。]
明里 [お星様〜。アーちゃん
お星様大好き〜。]
パパ [おっ!流れ星だ。
明里、流れ星にお願い
すると願いを叶えて
くれるんだよ。]
明里 [え〜ホント!
アーちゃんお願いする〜
(... 大っきくなったら
パパのお嫁さんに
なれますように。
ママが怒りん坊に
なりませんように。
んとんと、チョコレート
がいっぱい食べたい
です。)]
ママ [アーちゃん何をお願いし
たの?]
明里 [な〜いしょ。]
おわり
星乃 砂
4/26/2024, 9:11:22 AM