カオス的軌道を描く羽搏きはあなたの涙
あるわけないじゃないそんな妄想なんて
時間だけがただ一つの正しいものだ
過ぎ行く全てを見送っているとまた過ぎ行く全てへ
涙で空を変えられるなら泣くと良い
美しいあなた、もう一つの物語などありはしないよ
落とした靴が硝子であったら違っただろうかなんて。
問いかけても何も語らない私を掘り返して、思想の雫を詩に溶かしてみると、存外考えもしなかった自分への答えを見つけます。色彩豊かなのか混濁なのか、捉え方はそれぞれです。蝶の羽搏きではあなたという名の私は救われない。
もう一つの物語
10/29/2024, 1:03:58 PM