①き 傷ついた心
お お金もない
く 暗い人生
の のはずだった
ち 違うくなった
ず 図々しさが一つもない君に出会ってから
②記憶は、人生という旅の羅針盤である。迷ったとき、その地図を広げれば、進むべき道が見えてくるだろう。
迷った時は記憶の地図を開いて新たなる世界へ飛び込もう。
③人生は、絶えず更新される記憶の地図だ。新しい経験が新しい道を描き、古い記憶がその道のりを深くする。
新しい道を左右させるのが古い記憶だ。
だから記憶の地図は人生そのものを写した地図なんだ。
#記憶の地図
#Koco
#77
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どーも 5-3Koco でーす
今日のお代「記憶の地図」でしたね
簡単簡単
てか今日で77回目じゃん
ラッキーじゃ~ん
ハートで次目指すは1500
そーなことより
以上 5-3Koco でした~
グッジョブ👊
↓↓長文です
最後まで読んでくれると嬉しいです😄
毎日大長編今日はなしです
急にすみません
明日は書きます
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静かな図書館の片隅で、古い革表紙の本を見つけた。タイトルは『記憶の地図』。ほこりをかぶったその本を手に取ると、微かに潮の香りがした。ページを開くと、そこには薄汚い古地図が描かれていた。しかし、地名や目印はなく、代わりに抽象的な感情や出来事が記されている。「喜びの泉」「悲しみの谷」「後悔の沼」…。これは、人の心の奥底に眠る記憶を辿るための地図なのだと直感した。
僕は、かつて親友との間に起きたすれ違いが原因で、彼との連絡を絶ってしまっていた。心の中にはずっと、その時の後悔の沼が広がっていた。この地図を使えば、その沼を越え、再び彼との友情の灯台にたどり着けるのではないか。そんな淡い期待を抱き、僕は地図に記された「始まりの場所」へと意識を集中させた。
気づけば、僕は見慣れない森の中に立っていた。風がささやき、木々の葉がざわめく。地図を広げると、最初の目的地は「幼い日の冒険の丘」と示されている。そこは、親友と初めて出会い、秘密基地を作った場所だった。僕は足元に咲くスミレの花に目を留めた。あの時、親友も同じように、僕に摘んだスミレを差し出してくれたことを思い出した。じんわりと温かいものが胸に広がる。
しかし、道は平坦ではなかった。次にたどり着いたのは「嫉妬の棘道」。親友が僕よりも早く新しい趣味を見つけ、夢中になっていた時に感じた、あのちくちくとした気持ちが蘇る。棘が僕の心を刺し、一歩踏み出すたびに痛みが走る。それでも僕は、彼との友情を取り戻したい一心で、痛みに耐えながら進んだ。
やがて、たどり着いたのは「誤解の霧」。あの、決定的なすれ違いが起きた日のことだ。言葉の選び方を間違え、彼を傷つけてしまった瞬間が、まるで昨日のことのように思い出した。霧が視界を覆い、方向を見失いそうになる。僕はその場で膝をつき、目を閉じた。
その時、地図の端に小さく描かれた「許しの光」という文字が目に留まった。僕は深く息を吸い込み、心の中で親友に語りかけた。「ごめん。あの時は、本当にごめん」。すると、不思議なことに、霧が少しずつ晴れていくのがわかった。そして、遠くに微かな光が見えた。
光の方向へ足を進めると、そこには開けた場所があった。そして、その中心には、あの時の親友が立っているような気がした。彼は笑顔で、僕に手を差し伸べている。それは現実ではないかもしれない。でも、僕の心の中では、確かに彼と再会し、互いに許し合っていた。
古い本は僕の手から滑り落ち、図書館の中に吸い込まれていった。僕は静かに目を開ける。特別なことは何も変わっていないように見えたが、僕の心の中の「後悔の沼」は、少しだけ小さくなったように感じられた。そして、親友との「友情の灯台」が、確かにそこにあることを再確認した。
記憶の地図は、過去を振り返るだけでなく、未来への道を照らしてくれる。僕はもう一度、彼に連絡を取ってみようと思った。たとえ何年も時間が経っていたとしても、この地図が教えてくれたように、心の中の道は、いつでもやり直せるのだから。
6/16/2025, 10:13:26 AM