書く習慣:本日のお題「星が溢れる」
今日のお題は創作向けだなと思う。
しかし一次創作ができないので、いつものスタイルでいこうと思う。
COSMOSという有名な合唱曲がある。歌い出しの「夏の草原に銀河は高く歌う」からして、空大好きな中学生女子の心を鷲掴みにしていた。青空や夜空の柄のレターセットを見ると、今でも友人の端正な手書き文字が脳裏によみがえる。
中学校の校内合唱コンクールで、クラスの違う友人がその曲を歌っていた。友人は高く澄んだいい声をしていて、もちろんCOSMOSでもソプラノパートだった。合唱曲でもネタ曲でもとにかく高音が余裕で出せるので、本当にすごいと思う。そして音感もあって、音楽のテストは吹奏楽部だった私より運動部の友人のほうが成績がよかった。
一方の私は、アルトパートでもちょっと高いなあと感じるくらい高い音程が苦手だ。小学校の合唱でソプラノに振り分けられてしまった時は、ほぼ全て裏声で歌っていた。
友人とカラオケに行った時は、高音パートを友人にお願いしてハモリを歌わせてもらっている。ボカロ曲の『magnet』や『サンドリヨン』などがそうだ。
前述のとおり、友人には音感があって高音まで幅広く歌える。学校からの帰り道、友人は私のクラスの担当曲のソプラノを歌ってくれた。カラオケ下校タイムがとても楽しかった。
今は私が地元を離れて友人と遊ぶ機会はほぼなくなってしまったが、もしまたカラオケに行くことがあったらCOSMOSのアルトパートを歌おうかなと思い、YouTubeで練習している。
くだんのCOSMOSで、「みんな生命を燃やすんだ 星のように蛍のように」という歌詞が出てくる。中学時代は「今までずっと星の話をしているのに急に虫のたとえを出すなよ!諦めるな!雷じゃダメ?光ってる時間が短すぎ?」などと思っていた。
しかし大人になった今、歌い出しで「夏の草原に」とはっきりシチュエーションが指定されていることにやっと気がついた。
この歌の語り手は、蛍が舞う草原で星が溢れる夜空を見上げているのだ。
20年近く経って、ようやくわかることもある。
星を見上げて何億年もの歴史に思いを馳せるのは難しいけれど、たまに自分の何十年かを振り返るのは再発見があって楽しい。黒歴史にのたうち回るはめになることもあるが、それもまた一興だ。
3/15/2026, 1:52:59 PM