歩いている。
覚束無い、だけど確実に
酒に溺れた酔っぱらいのように、
あるいはどこかネジを一本なくしてしまった人のように
ピンクの空を見あげれば
私の部屋の窓際の小さな丸い金魚鉢に住んでいた
あの子が泳いで
泳いで、、
私はひっくり返されたみたいに地面に寝転がった。
嗚呼、泳いでいるなぁ、
ピンクの空に薄ピンクの雲
ぜんぶ、ぴんくぴんくぴんく
やっぱり私は酔っ払っているのかしら
多分、きっと憶測でしかないけれど
今は昼間なのに、
星が輝いてる
落ちてくるんじゃないかしら
落ちてきて、私はピンクに染まる。
いいね
楽しみだ
10/9/2024, 9:11:35 AM