郡司

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眠りにつく前に…日頃さしたることもしないが、子どもに何か飲ませることは、たまにある。
牛乳を少し温めて蜂蜜を溶かしたものとか、インスタントのミルクココア。寝る時間になっても子どもが神経的に落ち着いてない時だ。温かい・甘いだけでもだいぶ違うらしいが、牛乳もココアも鎮静作用があるそうなので、チョイスの優先候補である。

大人にも効果があるというけれど、自分としては疲れでグダグダになってくる頃合いだから何も無くてもがっつり寝落ちする。大丈夫だ問題ない。
どちらかと言えば養命酒で少しだけありがたくなるほうが多いな。

どんな方法であっても、今日を過ごした自分に「お疲れさま」のいたわりは、眠りの先をよろしいものにする。毎日のことだから、塵も積もれば的な重要案件なのは間違いない。できるときだけでも、「自分なりにがんばったことを、他ならぬ自分が、認め労り、あしたを励ます」のが良い。
私は押しも押されもせぬ立派なババアだが、「余裕しゃくしゃくで生きてる」人を見たことがない。本当に、見たことがない。
たまには、自分で自分にダメ出ししてしまう考えをちょっとだけ脇に置いて、自分に優しくするのが必要だ。しのごの言わず、自分に、本当に優しく。
誰かに理解されるのは嬉しい。でもいちばんの理解者は、トップバッターとして自分自身なのだ。

そして、毛布や布団に、あったかくくるんでもらうのだ。そのぬくもりは、そのときは間違いなく自分のためのもの。ほっこりな気分にひたっても良いし、あるいは泣き出しても良い。眠りに入る時間は、そういう大切な時間でもある。

あたたかく、良い眠りを。

11/3/2023, 4:57:17 AM