『太陽の下で』
2人で手を繋いで、堂々と歩ける日は…
この先
絶対来ないんだよね?
わかっていたはずなんだけど…
夢見てしまうときがあるくらいは
許して欲しい…
記念日も誕生日も
イベントは嫌いだ
みんながワクワクしていることに
嫉妬を超えて…
もう…なんだろな?
苦しいとしか表現しようがない
幼い頃からずっとそう
男の子に生まれてあげられなかった誕生日なんて…
形だけ
毒母がマウント取るためだけの
毒母お気に入りの子を呼ぶだけの誕生会
誰も祝ってなんかなくて…
それよりも毒母の渾身の手料理アピール
毎年、誕生会帰りに
毒母が招待した子に渡す
ミニ誕生日ケーキ目当て
そうすれば…
いいお母さんを子どもたちにもアピール出来るし
ケーキを持って帰ってくるその子達の母たちへの
マウントを取れる
スゴいわ…そこまでして
自分の理想の家庭アピールしたかった?
毎日父と喧嘩してるのに?
いい子にしていても
クリスマスに私には、欲しいものが届かなかった
毒姉には届いたのにな
毒姉よりいい子にしていたのにな
そして小学3年のクリスマス直前
「あー、もう面倒くさいわ!
あのね、サンタさんなんていないの!
わかったらさ、これ(3000円)で文房具でも買えば?」
そう、それからずーっと
何かの対価は、頑張った分の対価は
親からではなく、祖父母からのお金となった…
そのせいだろう…
逆に私は、誰かに何かをしてもらったら
何かを与えなきゃいけないんだって
どこかで想ってしまう
だから、友人関係も恋人関係も結局…
うまくいかない…
やたらと物をあげたら…普通の人は嫌なんだよね?
あれもこれもしてあげたら…
ダメ人間を製造
そして苦しむのは自分
自己理解出来たからって
長年染み付いた傷や、思考が…
脳は簡単には理解できないんだよね
無意識レベルで、体が動くんだ
もっと早くに
君に出逢いたかった
そうしたらさ
ここまでひねくれた人間にはならなかったかもな…
『太陽の下で』
君と色々な未来、見たかったな…
なんか
ぜーんぶ、悔しいや…
11/25/2024, 2:20:25 PM