怖がり
一時期、不安障害になりかけたことがある。
少しずつ大人になっていくにつれてお化けより人のほうが怖いと気づいたころだった。
一人が怖くなったのだ。
それは別に一匹狼になるのが怖いのではなくて、物理的に一人、もっと言えば誰もいない空間の中で一人だけという状況が怖い。
その時期恐怖を煽るかのように近くの地域で強盗殺人事件が多発していた。
私は親に何度も一人にしないでほしいと言った。
しかし私にも頼れる人ができた。
それが今の旦那。
怖がりな私をいつも温かく包みこんでくれような存在。
何かあってもこの人なら助けてくれる。
でも私知ってるんだ。
あなたがあの時の加害者だってこと。
3/17/2024, 8:57:10 AM