さて苦痛。
とりたてて屁でもないすかし笑い。へ・へ・へ。
痛がっても天の使いは神さんをののしらんで偉いねぇ。
落ちたことが痛い事が悲しいことがそれが自分の役割と受け止められるなら
たいがいの棘は気持ちを麻痺させてね。
痛みがかえって心を落ちつけてね。
イヤミも陰口も恨みごともなーんにも言わない人が悲しんでしぼんでてさ。
自分と関係のないことに、
もしくは自分と関係のあることにも
泰然と平然と、諦念とさえざえ澄んだ無心と冷血でまったく不動の大自然のような人がいてさ。
誰の上にも神さんはいかづちをふるったり振るわなかったりするよ。
分け隔てなさが彼の信条やけ。
それを大いに恨んでさ、私は怒鳴り散らして呪うけどね。
「誰の上にも平等」の不平等をさ。
落ちた先、運悪くひどいものが転がってて
天使、気狂いながら裂かれながらそれでも神さん崇め奉り給うさ。
私それファインダーのぞきながら吐いて
悪態吐いて悪態吐いて悪態吐いて。
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【14】何でもないフリ
12/11/2023, 11:54:02 AM