君の愛のそのまた向こうに苛烈な光が滲んで見える。夜明けは時折こうしてやってきて私をひどく急かす。その光を何と呼べばいいかわからないまま空っぽの心を冷たい空気で満たす。君の愛で満たさないようにしている。いつか消化してこの身になっていくのをどうにも許せなさそうなので。この瞬間ここに立つ人間たちを照らすスポットライトのように、ただ目の前にあればいいと望んでいる。
1/4/2024, 6:00:15 AM