猪目

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どこまでも続く青い空 )

窓に目をやると青く、雲一個ない空が広がっていた。
布団に寝転がって、また一日が終わる。
なんもやっていない罪悪感に、疲れてしまった。
カーテンを締めて、窓から背を向ける。
ドアをノックされ、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「まだ学校行けない?」
うるさい、うるさいうるさいうるさい
誰も分かってくれていない。
なんで、わかんないの?私は学校から逃げてるって言うのに、なんで学校に行かせようとするの?
イミ、わかんない。
布団に潜って周りの音から逃げるように耳を塞いだ。
私も青色の空みたいになれたらな。

10/23/2023, 1:02:21 PM