冬至。

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もうこの世界なんて要らないと思った。
何をしてもそれは一連の動作でしかなかったし、心を動かす何かなんてあるはずもなかった。
ただただ毎日を消化する、それだけの日々。
偽りの笑みを浮かべ空っぽのこころを隠す。
この身などどうでもよかった。
そんな時、きみに出逢った。
何の見返りもなく寄り添ってくれるきみ。
いつの間にかおれの中にするりと入ってきて近くにいるのが当たり前になった。
きみが笑うとおれも嬉しい。
姿が見えないと無意識に探してしまう。
きみと触れ合うとすごく安心する。
過剰だと思うぐらいのスキンシップに嫌悪感を抱くどころかこころが安らいだ。
気付かないようにしているこころの奥底で、
おれはこの人の側に居たいという想いが色濃くなっている事に必死に目を伏せていた。

許せるなら、
ずっとずっときみの側にいたいよ。


                 (生きる意味)

4/28/2026, 10:08:04 AM