小さなたった一つの命をうけた。私にとってそれは尊ぶべきものであり、同時に、卑しむべきものでもあった。そこに確かに存在していて、無いもの。どう大事にしていいのか分からなくて。とりあえずそっと撫でてみた。私にしかない、私にしかできない。その命を全うすることを心に決めて、外に踏み出した。
2/24/2024, 1:29:03 PM