題名:どうして
澄んだ青空と乾く喉。
声にならない声。
―どうして
と言えたなら、今を変えられたのかな。
過去を悔やんでも、今を妬んでも、心は晴れずに、空だけ快晴なんだよ。
君の名前を連呼する。
乾いた空気でくっくり見えたの。
遠い過去と重なる、君の笑顔が。
―どうして?
それは自分に対して
―どうして?
それは君に対して
―どうして?
それは現状に対して
―どうして?
それは誰に対して?
君の笑顔が交差する。
別れたことも忘れてしまえば。
全てが崩れてしまう気がして。
―待って!
追いかけたんだ。
―もう、諦めようよ。
君の言葉が、心臓に刺さって、体を前へ…
―あれ…?
1/14/2026, 12:01:00 PM