ああ、あなたが泣いている。雨のようにぼろぼろと涙をこぼしながら。綺麗さなどなく、けれど醜い訳でもない。これは雫と言うには多すぎるな、と私はぼんやり思う。背中をさするこの手に、何故か太陽を感じた。あなたが泣き終わったらあなたの好む飲み物を入れて、少し沈黙に浸るのもいい。その後でいいから、あなたの声を聞かせて?
4/21/2024, 2:01:47 PM