産まれたては小さく、脆く、尊い命が、いつの日かこんなにも憎い命になっていた。小さい命が尊いのなら、私の命は体と共に大きくなり、価値がないのだろうか。そうだとしたら、この世の中は希望も新しい光もなく、暗い渦の中に飲み込まれていくだろう。大きくなったのは、命じゃなくて私の心。決して命の価値は変わらない。〈小さな命〉
2/24/2024, 10:49:55 AM