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生まれて初めて、心の底からこんな言葉をだした。
「狭いよ!?狭すぎるよ!?」と大きい声で言った。

「うるさいわよ!?狭いんだから、声が響いて耳が痛い!?」と同時に僕の鳩尾に固いものがクリヒットした。叫ぶともう一回殴られないので、歯をくいしばって我慢した。ほんと・・・よく我慢した俺よ。

俺は「ごめん」と呟いた。癖で胸の前で手を合わせようとしたが、辞めた。
一息つける状態ではないが、少なくともゆっくり会話ができるくらいまでは、落ち着けた。

現状を確認することにした。
「まずは、俺の名前はAです。B高校生の一年です。」君は?
相手はイライラしながら答えた。
「私の名前は、z・・・y高校の一年」なんとか自己紹介が終わったところで現状について、話した。

「Cさんはこの、狭い部屋どこかわかるかい?」
「わかるわけないじゃん。こんな、狭い部屋なんか。それと私のことはxでいい。」

まさか、漫画でしか見たことのない、ツンデレ感のある言い回しをしてくるとは、この至近距離で吐息を出しながら言われた、ときめくぞっ!心のなかだけ心のなかだけに留めておいた。

話は戻して、俺らは今、Dが言ったように、狭い部屋にいる。
サイズは多分ロッカーくらいだろう。その中、2人向かい合い体も密着しそうな距離に俺らは居る。

「そうだよな。ちなみに俺もわからん」
「とりあえずは、この一昔前に、流行った○○しないと出れません、見たいな状態だ。」

「なにそれ?」と相づちをいれたが、俺の知識では地雷を踏みそうだったので、当たり障りのない返答をした。「つまり、ある条件クリアすれば、出られますよ。ということだよ」

「ふーん」と素っ気なく返事は返ってきた。
「そんなことり、早くここから出して!?」落ち着けとなだめるが、本当にこの状態どっすかなぁ

6/4/2023, 1:56:21 PM