今日もまた一日が始まる。私たちの寝室は東側に窓があるので、朝日が差し込んでくる。朝日の眩しさに目を瞑りながら、私はベッドから身体を起こした。
「おはようございます。朝ごはんができましたよ」
リビングに向かうと、先に起きていた彼が朝食を作って待っていた。おはよう、と返した私は彼の向かい側に座った。こんがりと焼けたトーストの香ばしい香りと、コーヒーのほろ苦い香りが私の食欲を掻き立てる。
「美味しそう、いつもありがとう」
「いえいえ、一緒に食べましょうか」
いただきます、と同時に言ってお互いに朝食を食べ始めた。朝日に照らされて明るい室内は、温かい感情で満たされている。それは朝日の温もりと、お互いを愛し合っている感情のおかげだろう。私たちは食卓を囲んで談笑しながら、今日も一日頑張ろうと思った。
テーマ「朝日の温もり」
6/9/2024, 10:46:33 AM