あの日勇気を出して海に飛び込めなかったこと、素直に話を聞けなかったこと。
後悔というものは往々にして「やらなかったこと」に対してついて回るものである。
変に意地を張ってしまったり、臆病な自分が顔を出したり原因は色々あるが、それは後に必ずと言っていい程心に凝りが残るものだ。
もし海に飛び込めていたら、後から人生の宝箱エピソードの一つになっていたかもしれない。
もし素直に話を聞けていたなら、亡くなった祖父のエピソード話の一つとして花を咲かせられたかもしれない。
その時うまくできなくても何かしら人生に彩りを添えられるというもので。
余程倫理に反しているもので無ければとりあえず何事もやってみた方がいい。
これが私のン十年生きてきた人生観の一つである。
8/9/2024, 11:15:14 PM