昨日のお話の解説もあります!!いつも見てくださっている皆様、本当にありがとうございます( . .)"
僕の過去。それは、今まで誰にも話していない過去だった。
でも、僕は彼女に思い切って話してみた。
「僕、実はね、君に出会った時あんなに酷い事を言った事、とても後悔しているんだ。」
彼女の顔色を伺いながら話していると、彼女は言った。
「知ってるよ。」
え?
「知ってるよ、全部。」
彼女の口から出た言葉はとても真っ直ぐだった。同情もしない。かと言ってからかう訳でもない。
僕はその真っ直ぐな言葉に涙が出てしまった。
ある日、幼馴染が僕にアイスクリームを買って届けてくれると言う連絡が入った。申し訳なく感じた僕は「ついて行くよ」と返信した。しばらくすると「ううん、1人で行くから大丈夫!」と返ってきた。
その後僕はおつかいを頼まれ、家から出ておつかいに行く。行く途中、少し待ち時間の長い信号機があった。そこで向こうから幼馴染が歩いて来ていたんだ。幼馴染は僕に気が付いた。信号で止まり、手を振った。
その瞬間、歩道に車が突っ込んだ。幼馴染のいる側の歩道に。この後は病院に運ばれたが……間に合わなかった。
これが僕の過去。
この過去は忘れられない、いつまでも。
あれ……?待てよ…?幼馴染、幼馴染ってなんで名前で呼ばないの…?なんて名前だったっけ…。
消えた。
昨日の解説です!!
幼馴染に似ている彼女。彼女は「見たくないものを見てしまったよ。」と言いましたね。
あれは今日の「知ってるよ。全部。」という言葉と関連しています。まだ正確には言えませんが、是非想像してみてください!
「僕」は彼女に最悪な突き放し方をした事を後悔していました。しかし、そんな突き放し方をされても粘り強く「僕」に話しかけ、やっと彼女に心を開いた「僕」。
それでやっと過去を話す決断をしたのです。
今日のお話も明日解説します〜!もうそろこのお話も終わりそうです……!!テスト期間なので大変ですが、小説も楽しいので頑張ります!!
5/9/2024, 10:54:16 AM