みんなにとっての楽園が、僕にとっては地獄だった。「だから、こんな楽園さっさと抜け出しちまおう!」 そう言って僕の手を取って走り出した君。 その暖かい手が、楽しそうで力強い声が、どこまでも前を向いて走っていく君の姿が。 そこにある全てが僕にとっての楽園だった。
4/30/2024, 1:14:52 PM