文章力のない人

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胸が高鳴る

「恋しちゃったかも。」
『…え?』
君から出た突然の言葉に固まった。

『誰に恋したの?』
「知りたい?」
そうやってからかう君に、僕はずっと恋焦がれていた。
今までもこれからも伝えるつもりなんてなかった。
もちろんこの関係が崩れるのが怖いだけ。

『そりゃ気になるだろ。
誰なのさ、その好きなやつって。』
「さあね。」

『はぁ?もうなんなんだよ…』
そう言い残して僕は諦めた。どうせこいつのことだ。
意中の相手が僕でないことくらいわかっている。

私の思うように振り回されてくれる『君』は
本当に鈍感みたい。
君のことだから、
自分じゃないと勝手に落ち込んで諦めたんだろう。

「君が気づくまで絶対教えてあげないから。」

3/19/2026, 1:37:20 PM