ゆにまる

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あなたが、死んでほしくないと言った。

自分で首を括る選択肢を採った私。
それに気付いて助けようとしたあなた。

意識が遠のく中であなたの声だけが響く。
何か言っている、慌てているような声。

そりゃあそうか。
私もあなたが死のうとしたら同じことをする。
首の縄を解き、救急を呼び、助けを求める。

「ただ生きていて欲しい」

あなたが望んで選んだ死を止める。
これはエゴだと思いながらも、
そう理解していたとしても。

寂しさからだろうか。
ひとりは恐ろしい、だけではない。
どうかわたしの前から居なくならないで欲しい。
あなたの居ない人生が恐ろしい。

止めてしまう、止めずにはいられない。

これも、優しさと呼べるのだろうか。
あなたも同じことを考えただろうか。

でも私は、あなたが私にしてくれたことを
「それは優しさだ」と言い切れる。

優しさは、エゴであり愛だ。

1/27/2026, 2:45:32 PM